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by lucky-ukky

十条駅前 斎藤酒場

十条駅前の斎藤酒場。

「一度行ってみたかったんだけど、なかなか機会がなくて」
という酒友に同行。

「ただ、どんな店か分からないんだ。
とにかく古い感じ。戸もすりガラスで、中の様子が分からない。
すっごい寂れているようにも見えるから、もしかしたらハズレかもしれない。」
という事前情報付き。

オッケー、オッケー。行きます、行きます!
私、そういうの大好き。(^^)

仕事帰り、19時頃、冬至の寒さに震えながら、店の前に立つ。
十条銀座の賑わいから外れた裏通り。
赤提灯無し。
しんとして、白黒フィルムの映画のような世界。
のれんには「創業昭和3年 大衆酒場 斎藤」。

ここまで来ても、当たりなのかハズレなのか、私にも判断できず。

「行くよ」
酒友が、すりガラスの戸に手をかけてガラッと開ける。

「うわっ!」と酒友。

「??」
思わず漏れた酒友の声の意味が分からず、続いて覗くと
「うわっ!!」

おっちゃんが、店いっぱいに隙間なくみっちりと詰まってる!

見渡す限り、みんなおっちゃん。
何やらしゃべりまくっている。
楽しそうだ。
店中に良い「気」が充満している。

これぞ大衆酒場。
店構えも、品書きも、値段も、接客も全然気取らない、大衆酒場の王道。
そんな店だから、客も全然気取りがない。
コートを着たまま、コップ酒。自家製ポテトサラダともつ煮。

席を譲り合って、私たちも席に着く。

客の回転が早い。
良い「気」に乗せられて、私たちもひとしきりしゃべってふと気がつくと、
周りの客は、すっかり顔ぶれが変わっている。

そういえば、
20時を過ぎた頃から、中高年の男女二人連れが入り始め、おっちゃん酒場から少し雰囲気が変わり始めた。
21時を過ぎる頃には、若い人が入り始めて、女性のグループも多くなった。

入れ物は変わらないのに、中身が変わると、こうも雰囲気が変わるのか。

私が好きなのは、
「うわっ」って声が出ちゃうほど、おっちゃんの良い「気」が充満した20時迄。

だから、
次からはここは早めに切り上げて、2軒目に行きましょう。
ね♪ (^^)
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# by lucky-ukky | 2012-12-23 15:43 | EAT/食べること

ばいばい えんでば

なんだろうな

わりきっていたつもりだったのだけど
わりきれない思い。

4年間勤めて
できるだけのことはして
それなりに出向先からの信頼も得て
7月末に退職。

最終日、いっしょに働いていた事務局メンバーは送別会をしてくれたけど
ボスは顔を見せず。

今日、そのボスの自宅兼本社での食事会に招かれて参加した。
退職時に会うことができなかったメンバー全員に会えて嬉しかった。
一人ひとりに、お世話になった御礼もできた。

そして、
本当は辞めてすぐに出向先に返さなければいけないのに
辞めたことはしばらく知らせないでおきたいから、持っていて欲しい、と言われて
ずっと持っていた出向先への入館証を、ようやくボスに返すことができた。

これは、もう、関わることはありませんよ。というサヨナラ通達。
ボスは「そう。」とひと言。

退職金も賞与もなかったのは、契約だから仕方ない。
でもね、想像していたとおり、
「お疲れさまでした」も「ありがとう」もなかったね。

いいんだけどね。
私も「お世話になりました」とは言わなかったからね。

本当に残念なのは
出向先には未だに私が辞めてないことになっているために
私からはお世話になった人への挨拶ができなかったこと。
これだけは、本当に残念。

たぶん、こういう思いは想像もつかないことなんだろう。

ばいばい えんでば。
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# by lucky-ukky | 2012-11-03 23:52 | THINK/思うこと

3.11

3.11

13:00
日比谷公園で行われている「Peace on Earth」に向かう電車の中から街の風景を見る。
行き交うクルマ。
道行く人々。
ひとりひとりにそれぞれの生活。
それは、いつもと同じ風景。

こんな日常のあたりまえの風景が、あの日、一瞬のうちに無くなったなんて。


14:46
春の日差しを感じる青空の下、日比谷公園でカウントダウンとともに3万人が黙祷。
沈黙の1分間。

だめだよ、短いよ!
あれはもっともっと長かった!
永遠に続くんじゃないかと思うくらい長かったんだ。


15:05
あれはこのくらいの時間からだった。
本当にたくさんの人の、たくさんの大切なものが失われた。
黙祷は、この時間にも捧げられていいんじゃないか。
私は立ち止まって、空を見上げよう。
そんなこと思っていたのに
実際の自分は
出店で見つけたTシャツ選びに夢中になっていた。

それほどに
当たり前の時間は過ぎていく。

失ってはじめて分かるものが
きっとたくさんある。
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# by lucky-ukky | 2012-03-11 23:43 | THINK/思うこと
見ましたよ。「3丁目の夕日'64」

舞台は、東京のど真ん中。
田町~芝~新橋界隈?
それとも、ちょっと坂をあがって麻布~六本木あたり?

その頃は皆、地面の上に暮らしていました。

道路は土でした。
塀は生垣だったり、板でした。
近所中の声が筒抜けでした。
子どもはいつも走り回っていました。

空気はどんどん汚くなりました。
町はどんどんうるさくなりました。

人々はどんどん小奇麗になりました。
町中で“生活を豊かにする”モノが売られました。


これは、ストーリーについて語る映画じゃないですね。

私は
映画の中のこの風景、この時間の流れ、この人たちの会話、この時代を
このままずーっと見ていたいを思いました。

この頃の時代をリアルに知っているから?
そうかもしれない。
この後に来る時代を知っているから?
そうかもしれない。

タイムマシンで時間をさかのぼり、ふわふわと上空から人々の生活を眺める。
しかもそれは、厳しい現実ではなく、
おとぎの国のお話みたいに、皆がそれぞれに前を向いて一生懸命生きて、
それぞれにそれなりのしあわせな暮らしをている。
それをぼんやり眺めながら、私もぼんやりとしあわせな気分に浸る。
それで満足。
そんな映画。

あ、そう考えると
オープニングの俯瞰の映像が、私にとってのこの映画を象徴しているのかも。
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# by lucky-ukky | 2012-01-29 17:06 | MOVIE/映画
富士の雪解け作戦が失敗に終わりそうな気配。

雪 解けずに 凍りつく…
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# by lucky-ukky | 2011-04-03 11:36 | THINK/思うこと
3月11日14時46分頃地震発生。

3月13日14時40分頃 地元スポーツクラブのマッサージ椅子にて、
iPodからの音楽を聴きながら、ふと地震発生時からのことを思い出す。

大きな揺れ、女性の悲鳴、きしむ壁
続く余震

安全確認後、ロビーで見たテレビ中継の音声
押し寄せる津波、流される建物、家屋、車、広がる水・水・水の映像

帰社途中の渋滞、延々と続く赤いテールランプ

会社の食堂で出された素うどん
支給された非常用毛布

朝、同僚と食べたスタバのサンドとコーヒー
押し寄せる津波、流される建物、家屋、車、広がる水・水・水の映像

上野駅に並ぶ人・人・人
途方にくれる人、地面に座り込む人、寝ている人

自宅に帰るのをあきらめて実家に向かう銀座線
迎えてくれた両親の笑顔
押し寄せる津波、流される建物、家屋、車、広がる水・水・水の映像

帰宅途中、止まったままの埼京線の中
迎えに来てくれた夫
夜、夕食を食べに行った居酒屋の賑わい。お客さんの笑い声、子どもの笑顔。
押し寄せる津波、流される建物、家屋、車、広がる水・水・水の映像

マッサージ椅子に座って、ガチガチに凝った体をほぐしつつ
「羊毛とおはな」のSo Far Awayが聴こえてきて
あれ?なんだか泣いてるよ、私。

フラッシュバックのように現れる
押し寄せる津波、流される建物、家屋、車、広がる水・水・水の映像。

あの建物、家屋、車の中に人がいた?
その人が、私の家族だったら?

そう思っただけで。
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# by lucky-ukky | 2011-03-13 18:24 | THINK/思うこと