Are you happy?


by lucky-ukky

カテゴリ:TRAVEL/旅行( 7 )

国慶節だから

中国の暦では、旧正月の今日が元旦。
オットが正月休みで休暇が取れたので、旅行に行くことに。

日本の国内旅行も、中国の国内旅行もパスして、
今回は、ボロブドゥールの遺跡を見に行くことにしました。

悪天候のため、インドネシアからの到着便が遅れ、
出発時間が2時間遅れに。
今こうして、成田空港のラウンジから更新する時間が持てています。

今回はどんな発見があるでしょうか?
楽しみだなー
[PR]
by lucky-ukky | 2008-02-06 16:53 | TRAVEL/旅行
■食事について
食事については、「激安だからたいしたことなくてもしょうがない」という諦めと、「農産物が安価で食文化が発達した国だから案外いいかも」という期待が交錯していましたが、実際は…
やっぱり前者でした。
a0018313_0472816.jpgまずくて食べられないということではありません。
炒め物などはそれなりに食べられます。

でも、テーブルに着いたときには既にほとんどの料理が並べられていて、中には冷めてるのもあったり、
飲茶のはずなのに、それらしいものはニラ肉餃子とえびシュウマイだけであとは炒め物だったり、
北京ダックを包んで食べる薄餅(パオピン)がパリパリに乾燥していたり、
北京ダックもパリパリ皮とはほど遠く、皮付きバサバサ肉の切り落としに過ぎなかったり、
なぜかデザートは必ずスイカだったり…

ホテルの朝食以外は、全てワンドリンクサービス(ビールも可)だったのが救いでした。


■最後に、参加者について ~たくましく生きるおじさまたち
旅行に参加しているのは、リタイアしたおじさまとその奥様。あるいはおじさまの一人参加も多くいらっしゃいました。

経験、積んでます。
蘊蓄、語ります。

経験、積んでます。
負けたり、譲るなんて嫌いです。

経験、積んでます。
必要とあらば、割り込みだって平気です。

料理を取っている最中の人がいるのに、自分の取りたいモノめがけて円卓を回そうとするおじさまたち。
はじめは、「あっ!」と思いつつ遠慮していた私も、このままではいつまで経っても食べられないと悟り、動き始めた円卓を箸で押さえつける技を習得いたしました。

関西人の値切りにかける情熱も素敵でした。
しつこい中国の売り子を凌駕するパワーがありました。かっこいいッス。
華僑と関西人は、どこの国に行っても生き抜けると確信しました。
(関西出身の友人に話したところ、関西では値切るのは挨拶と同じなんだそうです)




a0018313_0474740.jpg今回の旅行、毎日がカルチャーショックの連続でした。
すごく刺激的でした(いろんな意味で)。
やっぱり歴史と文化のある国は面白いです(いろんな意味で)。
今回は下見だったと言うことにして、改めて訪れたいです。
西安、上海、桂林・・・
中国は広い。




水で路上に字を書くパフォーマンス
むっちゃ上手い。
しかも、左手で書くときは裏返し文字!

[PR]
by lucky-ukky | 2006-11-09 00:54 | TRAVEL/旅行
■売って売って売りまくれ!  ~ツアー中の販売行為について
海外旅行の楽しみの一つに買い物は欠かせないし、観光ツアーにみやげ物店めぐりがついて回るのも覚悟の上でした。
しかし、中国激安ツアーの場合は予想を遙かに超えていました。
どこへ行っても必ず買い物を勧められ、それは食事の最中にも行われたのです!

○観光日程 と
●それに絡んだ販売行為

<1日目>
○北京空港に夜着。ホテルへ直行。

<2日目>
a0018313_17544780.jpg○世界遺産・頤和園 (いわえん)

●バスの中でお菓子・天津甘栗などのお土産品の販売受付

●国営の翡翠販売店

○世界遺産・明の十三陵(定陵)

●昼食のレストランが、七宝焼き工場&売店の2階に!?

○世界遺産・万里の長城
●集合写真を冊子にして販売(100元=約1600円)
●自由散策後の集合場所になっている休憩所にて
 「偽ブランド品アリマス。ヨクデキテマス」と隠し部屋に案内される

a0018313_17551559.jpg●国営の中国茶販売店

●夕食のテーブルに、女性が七宝焼きの小物入れ&楊枝入れを売りに来る
 3個1000円、一箱(10個)3000円

<3日目>
○世界遺産・故宮博物院
●修復費寄付と銘打った掛け軸・骨董品と書の実演販売

○天安門前広場
●集合写真を冊子にして販売(100元=約1600円)

●バスの中で印鑑用の石を無料配布。希望者には1000円で印刻を受付

a0018313_1759241.jpg○古代宮廷家具館
●紫檀の飾り戸棚ほか、家具小物販売

●昼食時に、再び七宝焼きの売り子さん現る

○王府井を自由散策(40分)

○世界遺産・天壇公園

●国営のシルク工場&販売店

○瑠璃廠を自由散策(40分)

○売り子さんの来ない静かな夕食

<4日目>
●早朝、空港へ向かうバスの中で、随行カメラマン撮影の写真を参加者ごとに編集してファイリングしたアルバム冊子を販売 (写真1枚800円 × 写っている枚数←我が家の場合は8枚あったので6,400円。あり得ないっ!)

こうして書き出すと、その凄さを改めて実感…
そして、私たちもずいぶんとうまい具合に買わされてしまったのでした (^-^;ゞ
中国の相場ではかなりふっかけられた値段でも、日本で買うより安い点が悩ましいのです。


■必ず値切れ!  ~買い物の心得について
商品に正価はありません。ほとんどオープン価格。

よく聞く話ですが、特に観光客が連れて行かれる店は観光客用の価格になっていて、相場よりもだいぶ高いようです。

また、値札の価格の50%オフのコーナーがある店もありますが、これは値札の価格そのものが怪しいです。

例えば、
翡翠の店では、値札に4200元(約67000円)と付いているペンダントを
「今なら特別に15000円(約940元)で売ります」といきなりのディスカウント。
「いりません」と断ると、「ネダンノモンダイ?」と聞いて来ます。
「これ以上安くなるんですか?」と聞くと、「14000円で売ります」とまたまたディスカウント。
「それならいりません」と断ると、またまた「ネダンノモンダイ?イクラナライインデスカ?」

こんな調子でどんどんディスカウントしてきます。
だから、欲しいものは半値か1/3くらいから交渉しましょう。
ものによっては、まとめ買いで激安になることもあるはずです。
中国に行ったら、ぜひディスカウント・ゲームを楽しみましょう。
そう、楽しむことが大切です!(^ ^)



もうちょっと書き留めておきたいことがありますが、今日はこのへんで。
[PR]
by lucky-ukky | 2006-11-06 18:07 | TRAVEL/旅行
オットと2人で北京へ旅行に。
3泊4日で39,800円のツアーでした。(※)
メインテーマは、北京の世界遺産を5つ見ること。

私たちにとっては初めての中国であり、初めての激安ツアー。
そりゃもう、いろいろといい勉強になりました。

※)空港税・燃料サーチャージなどを含めると、一人52,700円でした。


■中国というところについて
とにかくスケールがデカイ!
a0018313_17443450.jpg北京郊外の頤和園 (いわえん)は、もともと皇室の避暑地。
万寿山という小高い山と昆明湖という広い湖で構成されています。

対岸がかすむほど大きな昆明湖。
実はこの湖は人の手でつくられた湖です。
ここを掘った土でつくったのが、右に見える万寿山というから驚きです。
また、清時代にここを修復するために海軍の軍費を国民総生産の何十年分も私的流用した西太后の大胆さもスケールがデカイ!
しかもこれが、自分の還暦祝いだったというからさらにすごい。
「この流用のせいで日清戦争に負けた」と中国人ガイドは言ってました。

a0018313_17514752.jpg総延長6000kmにおよぶ万里の長城
宇宙から見える唯一の人工建造物と言われていたけど、肉眼では確認できないことが明らかになったそう。

すごいのは長さだけじゃなくて、山の稜線に沿って急勾配の箇所にもつくられているところ。
そのたいへんさは、登山経験者なら分かるはず。
また、2000年前から400年前までつくられていたという工期の長さもケタ外れ。
4000年の歴史の中では、1600年間もほんのちょっとの間なのか…

a0018313_1872178.jpg一見すると、
なんじゃこりゃ?工場ですか?
これは故宮(紫禁城)の中心・太和殿。
映画『ラストエンペラー』の舞台です。

残念ながら、北京オリンピックに合わせて修復工事中ということで、太和殿は見ることができませんでしたが、広場のだだっ広さからスケールのでかさはよ~く分かりました。
故宮全体の部屋数9000。
生まれたばかりの赤ん坊が毎日部屋を替えて泊まったとして、27歳までかかるというから驚きです。

故宮を見たかったら、北京オリンピック後に訪れるのがいいでしょう。
少なくともメインの太和殿を実際に見ないと寂しいです。
そうでなくても全部を見ることは不可能なんですから。


■中国の商魂について
商魂たくましいです。

日本人観光客相手の商売は千円単位。
はじめ「3個で1000円」といっていた帽子が、要らないと言うと「5個1000円」になります。
同じツアーのおじさんが、「5個もいらんから、1個200円で買うよ」と言ったけど、彼が欲しいのは紙幣だから当然「5個1000円」と言い張ります。
おじさんがバスに乗り込むと、彼はドアの所まで来て「6個1000円!」と叫びました。だからそういう問題じゃないって!


商魂のたくましさは、個人だけではありません。
国を挙げてたくましいです。
とにかく外貨が欲しいんです。

故宮内部の宝物館を見て歩いたあと、九龍壁からほど近い建物の中に案内されました。
故宮のど真ん中です。
ここには、掛け軸が壁一面に、戸棚には陶器類が所狭しと並んでいました。
そのどれにも値段が付いています。

係の女性の説明によると、
「ここは売店ではありません。
 ここに並んでいるものは、どれも国が保証する一流の芸術家による作品です。
 故宮を修復するにあたって資金が必要になり、故宮が収蔵していた作品や近現代の画家から寄付されたものをとても特別に安い値段で売っているのです。」


女性は、細川元首相と画家が掛け軸をはさんで写っている写真を示し、
「元首相が訪中したときに、掛け軸を差し上げました。
 同じ画家の紅梅と白梅の2本の掛け軸が、今ならセットで65,000円です!」


おいおい、結局販売やんかっ!
しかも、テレビ通販のような口上だし! (^_^;

a0018313_22394594.jpgさらに、
「NHKの教育番組にも出演したことのある中国では有名な書家が、今日までボランティアに来ています。
 今なら、この書家にご希望の文字を書いてもらえます。
 もちろん表装してホテルにお届けいたします。
 全部仕上げて、20,000円です!」


一瞬、
「故宮の修復に寄付して、その代価として掛け軸を書いてもらえるならいいかも…」
なんて気の迷いが生じましたが、我が家には掛け軸を掛けるところがない。
これは、2名の人が書いてもらっていました。

今思えば、本当に修復のための資金集めなのかどうかも怪しい感じ。
でも、書いてもらってそれを記念に大切にするのは良いことだから、本人さえ納得していればきっと良い買い物なのだと思います。


a0018313_23592269.jpg他にも、
故宮で代々宮廷彫刻師をやっているという国営の古代宮廷家具館(というか家具屋としか思えない…)にも行きました。
a0018313_23594875.jpgまず細工をしている部屋に案内され、作業の模様を見学。
削りカスを手渡され、匂いを嗅ぐと樟脳の香り。
クスノキで孔子像をつくっているのだそうです。
しかし、ここで疑問が。
木があまりにも生なのです。削りカスが湿っぽい。
彫刻するなら、完全に乾燥させた木を使うのでは?

次に、昔の皇帝が使用していたという玉座他、故宮で使用されていたという数々の家具を紹介。
さらには、
「紫檀の飾り棚が、98万円。
 棚に飾ってある玉石の美術品全て付けます。
 国家が発行している保証書付きです。もちろん一つひとつの美術品の保証書も写真入りで付けます。
 ただし、故宮の修復のために20万円の寄付をしていただかねばなりません。
 しめて118万円。
 その代わり、ご自宅までの配送費、関税の費用、すべて含まれています!」


うう~ん・・・
さすがに誰も買いませんでした。
玉石の彫刻を高値で転売できるなら、10個くらい付いてくるものを売ってしまえばいいかもしれませんが、おそらく売れないでしょう。

そういえば、折しも北京ではアフリカ48カ国の首脳が集まって国際会議が開かれており、私たちが訪問した日の午後に、どこか2カ国の首脳夫人がここに来て買い物をすることになっているとか。
飾り棚、買ったのでしょうか?

いったいどこまでが本当なのか?
中国国家って、そんなものなの?

美術品や骨董品を目利きできる方なら、この時期に行くと面白いと思います。
もしかしたら本当のお宝を破格値で手にできるかも。
というか、
もしかしたら修復に限らず、何にかこつけてはずーっとこの手の商売を続けているのかも・・・


まだまだ体験記は続きますが、本日はとりあえずここまで。
[PR]
by lucky-ukky | 2006-11-05 18:22 | TRAVEL/旅行
尾道での用事にかこつけて4月3日に前泊し、ひとりで市内観光を楽しみました。
といっても、早朝くに家を出たにもかかわらず、尾道着は昼頃。
夕方から人と会う約束があったので、私に許された時間は半日。
駅でもらった観光地図を片手に、ひたすら歩き回りました。


a0018313_1185693.jpga0018313_1191047.jpg瀬戸内海に面した尾道は、
海からすぐに山なので、
坂道と階段ばかり。

どこへ行くにも
坂、坂、階段。
a0018313_1191964.jpg



息が切れた頃に振り返ると、
家並みの間に、おだやかな瀬戸内海が見えます。
a0018313_1194367.jpg

山の上の桜の名所、千光寺公園まであと少し。

ずいぶん登ってきたなぁ…
(標高は100mくらいなんですが… (^-^;)
a0018313_119551.jpg

残念ながら、公園の桜はまだ2分咲きくらい。
千光寺の鐘でも突いて帰ろうと思ったけど、
それはやっぱりダメでした。
a0018313_11101569.jpg登りとは違う道を通って下山。
途中に、
天寧寺の三重の塔がありました。

遠くに、
瀬戸内しまなみ海道の新尾道大橋が
見えます。
なかなかフォトジェニックな景色。
もう少し桜が開いていれば…
a0018313_11105167.jpg


三重の塔から天寧寺に下りていく
石塀が続く坂道。
a0018313_1111540.jpg

天寧寺のしだれ桜は
ちょうど見頃。

ゴージャス!
a0018313_11111987.jpg
大林宣彦監督の名作映画『転校生』で
小林聡美と尾身としのりが転げ落ちた階段。
実は、門の下にも階段があり、
落ちるのもたいへんだっただろうけど
上るのもけっこうたいへんでした。

ここは、御袖天満宮


a0018313_11113866.jpg
御袖天満宮から大山寺の脇を抜けて、西国寺へ。
山の中腹に、三重の塔とお堂の屋根が見えます。

…また登りか…

ここも桜の木が多い、とてもきれいなお寺でした。
a0018313_1240184.jpg
昼過ぎに歩き始めた寺巡り。
そろそろ16時近くになり、拝観のタイムリミットが近づいてきました。

最後は、聖徳太子と足利家ゆかりの古刹・浄土寺へ。
a0018313_1342533.jpg
この日(4月3日)は一日中、
風もなくおだやかで暖かな日だったので、
浄土寺付近の桜は5分咲きくらいまでに。
a0018313_12401467.jpg
尾道商店街で、自宅と両実家におみやげとして
桂馬蒲鉾商店の蒲鉾を見つくろって配送手配。

一人でお留守番のオットには
大好きな広島東洋カープの
「カープかつ(「ラッキーな7本入り」)」を。

私のしあわせな尾道一人旅は、
こうして終わりました。
[PR]
by lucky-ukky | 2006-04-06 13:53 | TRAVEL/旅行
■第3日 東大寺~秋篠寺~薬師寺 -10月9日-
前日の雨もすっかり上がって、秋晴れの気持ちいい朝を迎えました。
これでゆっくり東大寺を散策できます。

a0018313_23104367.jpg朝の奈良公園
鹿もまだ眠そうです。

この日は、春日大社の鹿苑で鹿の角切り行事が行われる日。
知ってか知らずか、あちこちで鹿が鳴いています。
a0018313_23204321.jpgそしていよいよ東大寺

朝9時。
いつも大にぎわいの大仏殿ですが、まだ人影もほとんどなし。
a0018313_23331318.jpg大仏はあまりに大きすぎて、なかなか大きさの実感が湧きません。
手のひらや肩の辺りに、身長170cmくらいの人形を置いてもらえると、大きさも分かると思うのですが…ダメですよね。
a0018313_23334333.jpgそんな大きさを少し実感できるのが、1本の柱に開いた穴。
この穴は、大仏の鼻の穴と同じ大きさと言われています。

いつもは子どもに占領されていますが、今日は人がいません。となると、くぐってみるしかない!?
私はちゃんとくぐれましたが、オットはみっちりはまって動けなくなってしまいました。
「引っぱってくれ~っ!」とじたばたしているオットをそのまま放って帰ろうと思いました。

a0018313_2340439.jpg大仏殿を出て、二月堂・三月堂へ。
特に素晴らしい仏像が、「これでもか!」というくらいに並んでいる三月堂は大好きなところ。
興福寺の国宝館もいいけれど、やっぱり仏像はお堂の中で見るのがいいです。

時間を忘れてしばし滞在。
見所満載の東大寺。
この後、正倉院を塀の隙間から見て、戒壇院へ。
お約束の四天王を見たあとは、東大寺では数少ない天平時代の建築物・転害門を見て、バスで近鉄奈良駅へ。

近鉄を西大寺駅で降りて、まず西大寺に立ち寄り。
ちょうど「秋の大茶盛式」の日だったのですが、中に入って見ることはできず残念。

a0018313_2355204.jpgそして、この旅行でオットがぜひ寄りたいと熱望していた秋篠寺へ。

ここには、芸術の神と呼ばれる「伎芸天像(ぎげいてんぞう)」が祀られています。

オットは、「音楽がうまくなりますように。」
私は、「陶芸がうまくなりますように。」
それぞれ、いつになく熱心にお祈りしました。
次に向かうは、西の京。
a0018313_025967.jpg
薬師寺です。

前々管長の高田好胤(たかだ こういん)さんの楽しい法話は、修学旅行の思い出として残っています。
この高田好胤さんが東大寺再建に尽力し、伽藍全体が生まれ変わりました。

学生の頃は、目にも鮮やかな丹の朱色が偽物っぽくて好きになれなかったのですが、今あらためて訪れると、天平の人々が見た薬師寺そのままを見ているようで、これもなかなか良いものだと思えます。

a0018313_0183789.jpg私たちが訪れた10月9日は、天武忌・万燈会の日。

献燈が整然と並べられ、これに灯が入ったらさぞかし美しいだろうと思う一方で、見届けられないのが残念でもあり。

いつか、時間に縛られずに訪れたいと心から思いました。
ところで、薬師寺名物の法話ですが、今も毎日、15~20分刻みで行われています。
法話をするお坊さんは、1回ごとに交代。話す内容も、お坊さんによって異なります。
私たちが聞いたのは、若手の有働智奘(うどう ちじょう)さん。
テンポ良く大きな声で、内容も面白く、すごく楽しめました。
そう、まるでジャングルクルーズのよう。立派なエンターテインメントになってました。

この後、特別公開の国宝 吉祥天女画像と玄奘三蔵院伽藍の平山征夫画伯による壁画を見て、お隣の唐招提寺へ。

唐招提寺が平成大修理中であることは知っていましたが、どれほど見られるのか、奈良駅の観光案内所でもはっきり分かりませんでした。
で、現地へと赴いたわけですが、門の外から見る限り金堂は建家に覆われており、天平の甍の風景を堪能することは不可能。拝観受付で尋ねると、金堂内の仏像も見ることはできないとのこと。それでも拝観料は通常通り(600円)。
今回は、拝観を見送ることにしました。
そして、本日の旅館のある法隆寺へ。


■第4日 法隆寺~中宮寺~富本憲吉記念館 -10月10日-
4日目、朝から今にも降り出しそうな天気。
最終日のメインは、法隆寺
a0018313_0512217.jpga0018313_105580.jpg
いつ来ても変わらぬ姿に、安心します。
そう思ったとき、奈良と京都のお寺の一番の違いは、周囲の風景にあると思い当たりました。
京都の寺は、塔やお堂の向こうにビルが見えます。(もちろんそうでないところもありますが)
奈良の寺は、昔ながらの山や森の木々が見えます。
私が京都よりも奈良が好きなのは何故か、今まではっきりと分からなかったのですが、どうやらこんなところに理由がありそうです。

大宝蔵殿で飛鳥・奈良時代の数々の仏像などを見て、夢殿へ。
残念ながら、救世観音像は見られず。
そのまま、お隣の中宮寺に行く頃には、再び雨が降り始め、ちょうど雨宿りの格好になりました。

中宮寺の半跏思惟菩薩像は、いつも変わらぬ微笑をたたえたとても愛らしい仏像です。
それにしてもこのお堂の味気なさ!せめて木造だったら良かったのに。

雨がやみそうにないので、法起寺・法輪寺はやめて富本憲吉記念館に向かうことに。
ここについての詳細は、こちらに書きましたので省略します。

かくして、4日間の奈良・大和路散歩は終了。
とても楽しい旅でした。

紅葉には早い、数々の特別拝観のタイミングも逸している、そんな中途半端な時期の旅行でしたが、写真を見て分かるように、観光客が少なくゆっくりじっくり楽しめるというメリットはありました。
それでも今度行くときは、ちゃんと時期を見て行きたいと思います。
ま、今回は下見と言うことで。

ちなみに、集めた御朱印は
長谷寺・法起院・橘寺・飛鳥寺・岡寺・法華寺・不退寺・興福寺南円堂・興福寺金堂・春日大社・東大寺大仏殿・東大寺二月堂・東大寺三月堂・西大寺・薬師寺・薬師寺吉祥天像・法隆寺・中宮寺
以上18カ所(×300円)でした。

追記:今、何かと注目されているTBS。唐招提寺にからんで、こんなところにも顔を突っ込んでいるのですね。
[PR]
by lucky-ukky | 2005-10-16 01:34 | TRAVEL/旅行
■第1日 長谷寺~飛鳥 -10月7日-
東京駅発6:00ののぞみ1号に乗り、京都経由で奈良・長谷寺へ。
午前10:00頃に長谷寺駅到着。

a0018313_14383463.jpgまずは、参道にある長谷山口坐神社へお参り。

天岩戸をこじ開けて天照大神を引っぱり出したという手力雄命(たじからおのみこと)を祀っています。
この地が、大和の国と伊勢を結ぶ要衝の地だったことを考えると、手力雄命が祀られていることには何か意味があるのでは?なんて思ったり。
a0018313_14435251.jpgそして長谷寺へ。
花や紅葉の季節ではないので、人気もまばら。
ゆっくり参拝できるのはいいけど、せっかく遠路来るのだから美しい風景を見たい思いもあり、私はちょっとフクザツな心境。

一方、初めて訪れたオットはけっこう満足の様子。
息を切らしながら回廊を上り、本堂の身の丈10mを超える大きな十一面観音にしばし見入っていました。

私はここで御朱印帳を買い求め、スタンプラリーよろしく御朱印を集めることにしました。これがこの旅行一番の散財の元になるとも知らずに…
長谷寺を降りてきて、ちょっと早めの昼食として門前の店でにゅうめん定食(1250円)を。
参道の途中にある法起院に寄り、飛鳥へと向かいます。

飛鳥駅前でレンタサイクルを2日間(1500円)で借り、飛鳥巡り。
ところが、空は雨模様。ともかく、民宿に荷物を置かせてもらい、カッパ着用で外へ。

川原寺の礎石の並びを左手に見つつ、まずはちょっと小高いところにある橘寺に向かいます。

a0018313_14594232.jpgここは私も初めて訪れるところ。
ここから見る飛鳥の風景はまた格別です。飛鳥の最盛期には、川原寺をはじめ飛鳥の主要な施設が見渡せたことでしょう。
聖徳太子生誕の地と伝えられるこの寺は、酔芙蓉の花が咲き乱れていてとてもきれいでした。

この寺には、善と悪の二つの顔を持つといわれる二面石や、聖徳太子がお経を高じているときに月・日・星の光が輝いたという三光石など、不思議な石があります。
何ともひなびた風情の静かな寺は、実は謎に包まれているのです。
a0018313_20313191.jpgこの後、蘇我入鹿殺害(いわゆる大化の改新)の現場と伝えられる飛鳥板葺宮へ。

黄金色の稲穂の中に忽然と現れる芝生と石畳の公園。それが伝飛鳥板葺宮。
1360年前の権力争いの中で起こった暗殺事件に思いをはせるには、あまりに平和な風景です。
ここから自転車で2分もかからないところには入鹿首塚が。
そしてそのすぐ目の前には飛鳥寺

a0018313_2041554.jpg中大兄皇子と中臣鎌足が出会ったと伝えられるこの寺も、飛鳥地域の他の寺同様、往時の隆盛ぶりはなく、静かで小さな寺となっています。

本堂には、歴史の教科書に出てきたアルカイックスマイルの大仏様。
何度も火災にあって、修復の後も痛々しい。

お寺の方の解説がひととおり終わると、
「どうぞご自由に仏様の写真を撮ってください」とのお言葉。
写真を撮って、いつも身近に置いてくださいとの配慮なのだとか。なるほど~!
降ったりやんだりの雨模様の中、次は飛鳥資料館へ。
ここで私が一番見たかったのは、復元された山田寺東回廊でした。
私の卒論テーマは、山田寺を開設した蘇我倉山田石川麻呂とその時代について。
今読み直してみると、赤面してしまうほど浅薄で、論文というよりは時代小説のようですが、やっぱりここには思い入れがありました。
復元された回廊を目の前にして、感慨ひとしおです。

a0018313_21020100.jpg資料館の外に出ると、西の空に傾いた日が小雨を照らして虹が!

雨(rain)の弓(bow)とはよく言ったモノです。
a0018313_2151565.jpg第1日目の締めくくりは岡寺

必死になって坂道をこぎ上がり、三重塔のふもとで見たのは
a0018313_2145989.jpg
飛鳥の夕暮れでした。


■第2日 飛鳥~佐保路~興福寺~春日大社 -10月8日-
2日目は朝から雨。
カバンをビニール袋に入れてカッパを着込み、レンタサイクルで亀石を経て高松塚古墳へ。
すっかり整備されて史跡公園となっている高松塚古墳にちょっとビックリ。
本来ならゆっくり散策したいところだけど、雨が激しくなったため、急いで高松塚壁画館に入りました。
ここでは壁画や石室内が見事に再現されていて、古代の雰囲気を少しだけ体感できます。
高松塚古墳の解体保存についてのアンケートも実施されていましたが、特に意見もなく答えられず。

飛鳥駅から近鉄に乗り、奈良駅へ。着く頃には雨も上がりました。
本当は浄瑠璃寺に行きたかったのだけど、バスの本数が少なくて時間が合わず断念。
急遽、来たバスに飛び乗って法華寺に向かいました。

ここは藤原不比等の家があったところ。平城宮にも近く、さぞかし通勤便利だったことでしょう。
オットは今日も熱心に仏像を拝観しています。ちょっと意外。
私は尼僧さんが一つずつ手づくりするかわいい御守犬を購入。

法華寺から、在原業平ゆかりの不退寺へ。
平安の色男・業平がつくったと言う聖観音立像を見ていたら、雷雨襲来!
a0018313_2218321.jpg
お寺とご本尊の説明をしてくれた檀家のオバサンが、
「この雨でもしお寺がつぶれでも、それもご縁と言うことで…」
と、ひと言。
それが冗談と分かっていても笑いが引きつるくらい古い寺でした。

奈良駅に戻り、釜めし志津香で遅い昼食。
予定ではこの後、東大寺・興福寺・春日大社に行くつもりでしたが、天気も相変わらず降ったりやんだりで歩きまわりにくく、とても無理と判断して東大寺は翌日に変更。

まずは、近くの興福寺へ。ここもまた、法華寺同様、藤原氏縁の寺。
a0018313_2227194.jpgさすが奈良。
さっそく鹿がお出迎え。

国宝建築だらけの境内をそぞろあるいて、これまた国宝彫刻だらけの国宝館へ。
ここでもオット、
「教科書で見たことのある仏像ばかりだ~!」
と、とても熱心に見ていました。
いったいいつから仏像に興味が??

と感心しつつ、私もお気に入りの仏像の前を行ったり来たり。
ふと気がつくと、4時過ぎになっていて春日大社へ行くためのタイムリミットが来てました。

再び降り出した雨の中、薄暗い春日の杜を急いで春日大社へ。
a0018313_22412035.jpg
ここでも、スタンプラリー…いえいえ御朱印を書いてもらいながら、ふと、
「あれ?ここは神様では?なのに御朱印??」

ちょっとヘンな気もしましたが、多神教の国、神々の棲む大和の国ならではということで、不問に付すことに。

面白かったのが、「悩み事お祓いコーナー」。
用紙に悩みをありのままに書いて封筒に入れて納めると、後日まとめてお祓いしてくれるというもの。
しかも無料。
オット、何やら熱心に書いてましたが、いったい何を?
そんなこんなで疲れてよろけながら、猿沢池近くの素泊まり6500円(熟年旅行とは思えない!)の旅館に戻り、2日目の夜が過ぎていったのでした。
[PR]
by lucky-ukky | 2005-10-15 22:53 | TRAVEL/旅行